子供に2月11日の休みを聞かれたときに、「建国記念の日」の意味をどのようにわかりやすく説明すればいいでしょうか？
「日本ができたことをお祝いする日だよ」と教えてあげるといいでしょう。
紀元節は明治初期から終戦まであった祝祭日です。神武天皇が即位した日を日本の建国された日として祝うこと（紀元節〔きげんせつ〕）であり、明治6年に制定された祝祭日です。
2月11日が「建国記念の日」に制定される昭和41年（1966年）までは、この日は、明治6年（1873年）に定められたもので、神武天皇が即位した日を記念する、「紀元節」と呼ばれる祝日でした。毎年2月11日になると各地で紀元節祭が開かれ、人々は国の紀元を祝ってきました。
「建国記念の日」は、先人に感謝、さらなる発展を願う祝日です。「建国記念日」ではなく「記念の日」なのは、建国された日とは関係なく、単に建国されたということを記念する日であるという考えによるものです。
我が国のこれまでの歩みを振り返りつつ先人の努力に感謝し、国民一人一人が、古（いにしえ）からの先人の努力に思いをはせ、、今日の我が国に至るまでの、さらなる国の発展を願う国民の祝日です。
この日は、「文化勲章制定の日」「万歳三唱の日」でもあります。
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